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市医師会の市民公開講座 医師不足の現状を学ぶ


地域医療を守り育てるための取り組みを話し合った公開講座

 「いわき市の地域医療を守り育てるために」と題した市民公開講座が14日、市保健福祉センターであり、多くの市民が地域医療を取り巻く現状と、継続するための対策を学んだ。市医師会主催。
 市は6月に東北で初めて地域医療を守り育てる基本条例を制定。市と市民、医療機関が果たすべき役割を定めた。講座ではそれぞれの立場の取り組みを発表した。
 市保健福祉部地域医療介護室地域医療課の藁谷孝夫課長は2014年のデータを示し、病院勤務医の数が全国平均の6割しかおらず、平均年齢が全国平均より7歳以上高い現状を指摘。医師のほか歯科衛生士や看護師などの医療従事者も不足していることに触れ「大変厳しい」と述べた。市が課題解決に向けて取り組んでいる新病院建設や、各大学との寄付講座の開設、条例制定などについても解説した。
 医師の立場から発表した、社団医療法人養生会かしま病院総合診療科の石井敦副部長は「急病や怪我で困らないための上手な医療の利用方法」と題して話した。石井さんは、地域の医療を守るために日々、厳しい現状の中で努力している医療機関の現状を伝えた上で「予防・終活・考慮」をキーワードとした対策を提案。「3つのことを考えてもらうだけで地域医療の環境は変わる」と述べ、受診に対する心構えの大切さを説いた。
 市民を代表し磐城実業の宮野由美子代表取締役が「いわきの医師を応援するお姉さんの会の取組みについて」と題して医師への感謝を伝えた。栄養バランスの取れた手料理を振る舞い、医師を応援しようと始まった取り組みだったが「大変な医療現場を守ることは回り回って自分たちのためにもなると気付いた」と話した。

編集者: まのめ  日付:17年10月31日

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