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紙芝居で自閉症に理解を 双葉郡住民が完成目指す


発達障害への理解を深めるために制作している紙芝居

 東京電力福島第1原発事故で避難区域を抱える双葉郡の住民でつくる、発達障がい児支援団体「つぼみ」(田子島屋邦子代表)は自閉症について理解を深めてもらおうと紙芝居を制作している。東日本大震災と原発事故が発生した際に、避難所などで周囲の理解を得にくかった自閉症児のエピソードを元に構成。田子島屋さんは「災害が多い日本のどこかで再び、避難生活が始まる時のためにも理解を広めたい」と話している。
 地域経済産業活性化対策費補助金を活用し、被災地の物語を紙芝居で残す運動をしているまち物語制作委員会(広島市)の福本英伸さん(61)に制作を依頼。住民から当時の苦労を聞き取りしてシナリオを作った。絵やせりふの表現によっては関係者を傷付けたり、病気に対する誤解を与えかねないことから、広島や埼玉、福島でワークショップを開き、試作品に対する意見を求めている。
 大熊町民が暮らす第3応急仮設住宅集会所(好間町)でこのほど開かれたワークショップには、住民ら約10人が参加。試作品では、自閉症児が避難所で大声を出した理由や、周囲から攻められ追い詰められていく家族の様子などを描いた。参加者からは「患者本人だけでなくつらい思いをしている家族も登場するが、だれが主人公なのか分かりにくい」などの感想が寄せられた。今後、作品に反映し来年3月までの完成を目指している。

編集者: まのめ  日付:17年10月31日

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