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富岡町のカフェY人気 原発へR6最北端の店


帰還した住民や作業員らに人気のカフェY

 東京電力福島第1原発事故による避難指示が一部を除いて4月に解除された富岡町で、昼から夜まで営業しているカフェY(渡辺愛子店主)が多くの客で賑わっている。同原発わきへ通じる国道6号沿いの最北端の店として、復興を後押しする。
 工事車両がひっきりなしに行き来する復興の最前線。夜に営業している飲食店がほとんどない町内に希望の灯りをともしている。帰還した住民や作業員らが交流できる場を提供しようと、いわき市平で20年間、軽料理店を営んでいた渡辺さんが7月にオープンした。
 避難を続ける町民から出店の要請を受け、新天地での再出発を決めた。原発事故直後、温かな料理を提供して客に喜ばれた経験があり「もう一度誰かの役に立ちたい」との思いが原動力だ。
店名「Y」は店の立地場所や、渡辺さんの息子の頭文字から命名。帰還困難区域に隣接したY字路の一角にある元パブの空き店舗を修繕した。渡辺さんと従業員は毎朝、いわき市内のスーパーなどで食材を仕入れ、ボリューム満点の料理を提供している。
 昼はカフェ&ランチ。夜はダーツバー。ランチはオムライス・おとな様ランチ・日替わりランチなど、ドリンクが付いて各1000円(税込み)。18時から24時までテーブルチャージは5千円(おつまみ数種類付)。カウンターは1時間ごとに1人千円(同)。夜間の会食・宴会は、2時間3千円~5千円。
 町によると、11月1日現在の人口1万3298人のうち町内に住む人数は349人で町内居住率は約2・6%。それでも店には町民や作業員らリピーターが増えている。客から提供されたクリスマスツリーやダーツ、花などが店内に飾られている。
 渡辺さんは「お客さんはみんな良い人ばかり。ご飯を食べられる最後の砦、などと言われるとうれしくなってしまう」と笑顔を見せている。営業時間は11時から18時。【木・金・土(水曜日は予約があれば)は24時、日曜日は15時】。問い合わせは同店、電話0240(23)5137。

編集者: まのめ  日付:17年11月30日

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