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請戸で7年ぶりの出初め式


 東京電力福島第1原発事故の避難指示が2017年3月、帰還困難区域を除く地域で解除された浪江町の請戸漁港で2日、漁船の出初め式が行われた。東日本大震災と原発事故前の11年以来、7年ぶり。スピーカーから演歌を流し、色鮮やかな大漁旗を掲げた約20隻が一斉に出港した。
 午前8時半ごろ、漁師らは港に詰め掛けた多くの家族や友人らにお祝いのミカンを撒き、沖合でお神酒を海と船にささげた。地元漁協の高野一郎さん(70)は「震災直後から目標にしていた出初め式を行えて感慨深い。本格操業への道のりはまだ遠いが、復興を成し遂げていきたい」と話した。
 南相馬市の自宅が津波で全壊し、いわき市に移住した主婦佐藤恵利華さん(31)は小学生の2児とともに夫で漁師の兼一さん(47)の勇姿を見送りに来た。「また再びこのような日が来るとは思っていなかったので、うれしい。今年1年、無事に漁をしてほしい」と話した
 同漁港には震災前、100隻以上の漁船が所属していたが、大半が津波で流出。漁港岸壁の復旧が進み昨年2月には、漁船26隻が避難していた南相馬市の真野漁港から帰還していた。

編集者: まのめ  日付:18年1月30日

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