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サーフィン年間王者の横顔 宍戸さんと叶多さん | WEBメディア ふくしま、いわき市のポータルサイト

サーフィン年間王者の横顔 宍戸さんと叶多さん


男性ショートボードのシニアクラスで年間王者になった宍戸さん(右)と女性ロングボードクラスの年間王者、叶多さん

 日本サーフィン連盟(NSA)の2017年度男性ショートボードシニアクラス(登録者数3176人)で初の年間王者に輝いた、中央台高久の会社員宍戸健太さん(41)は「これまで負けて悔しい思いしてきたからこそ、あきらめないで努力を続けてきた。福島でやってきたことを全部出し切ることができた」と晴れやかな表情で語った。
 高校卒業後にサーフィンを始め、20代で全国大会に出場するようになったが、なかなか上位に入れなかった。震災・原発事故のあった2011年は県外で練習を重ねた。「つらい生活を送る家族や仲間たちに元気を与えるためにも負けられない」。この年、自身で過去最高となるシニアの年間ランキング2位になった。
 今季は最終戦直前まで年間9位。決勝の後半にポイントを重ね、逆転優勝をもぎ取った。「今までの経験があったからこそ、最後の1秒まで自分を信じることができた。あきらめないで努力を続ければ何とかなる」。有言実行の男が来季の活躍も誓った。
 女性ロングボードクラス(登録者数351人)は好間町の会社役員叶多和子さん(59)が初の栄冠を手にした。NSAによると、このクラスは年齢制限がなく12歳から66歳までが登録。サーフィン歴約40年のベテランサーファーが日本の頂点に立った。
 新潟市出身。大学生だった20歳でサーフィンを始め、茅ケ崎や新潟の海に親し んだ。結婚を機に35歳でいわきに移住。波乗り中心の生活で毎年、全国大会では上位に顔を出すものの、トップが遠かった。
 数年前にサーフボードを代えてから「調子が良くなった」が、優勝は「まさか」と思った。1月に中国・海南島で開かれる世界大会は「世界のトッププロが集うので楽しんできたい」と笑顔を見せた。
 来季の目標は「全国各支部の代表が戦う全日本選手権で優勝したい」と意気込む。「もちろん年間チャンピオンも狙いたい」と2連覇に向けて気合いが入っている。

編集者: まのめ  日付:18年1月30日

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