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南台仮設で最後のダルマ市 「1年の楽しみ、継続を」


多くの双葉町民らでにぎわう双葉町ダルマ市

 東京電力福島第1原発事故で全町避難が続く双葉町の新春の伝統行事「双葉町ダルマ市」が6、7の両日、避難先の南台仮設応急住宅で行われ、県内外に避難している多くの町民らでにぎわった。仮設住宅での開催は、住民の減少に伴う敷地の縮小が理由で今回が最後となった。
  町によると、ダルマ市は江戸時代から200年以上、続く伝統行事。町民有志による団体の夢ふたば人が、町民の交流の場として継続させようと、2012年に仮設住宅で始め、今年で7回目となった。
 開会式で団体の中谷祥久会長が「一歩一歩、復興が進んでいる。来年以降も継続できるよう精一杯盛り上げていきましょう」とあいさつ。伊沢史朗町長や吉野正芳復興相が祝辞を述べた。
 会場では大小さまざまな双葉だるま約1600個が販売されたほか、飲食を楽しめる露天が並んだ。子どもみこしやだるまみこしが敷地内を練り歩いたほか、高さ約3・3㍍の巨大だるま引きも行われた。
 原発事故前から毎年、ダルマ市を訪れていたという、仮設住宅に住む無職松倉光枝さん(84)は「町のみんなに会える1年に1度の楽しみだった。これからも続けてもらいたい」と話した。
 町によると、 同仮設住宅には246世帯425人が暮らしていたが転出などで現在、69世帯95人に減少。勿来酒井地区に3月、完成する復興公営住宅に多くの住民が移住し、世帯数が3分の1以下に減ってしまうことからダルマ市の開催は今年で最後となった。ダルマ市は同復興住宅で継続する方針という。

編集者: まのめ  日付:18年1月30日

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