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震災時、中学1年の成人式 浪江・富岡は町内で7年ぶり


7年ぶりに町内で行われた浪江町の成人式で再会を喜ぶ新成人

 成人の日の8日を前に7日、県内各地で成人式が行われた。新成人は東日本大震災時に中学一年生だった世代で、1997年4月2日から98年4月1日生まれ。東京電力福島第1原発事故による避難区域の一部が昨春、解除された浪江町と富岡町では町内で7年ぶりの開催となった。
 県によると県内の成人式対象者は19954人。1970年は約3万3千人だったが減少傾向にあり、10年前の2008年は約2万1400人だった。
 浪江町の成人式はJR浪江駅近くの町地域スポーツセンターで開かれ、対象者183人のうち114人が出席した。同会場は震災時に建設中だったため、成人式が開かれるのは初めて。晴れ着姿で出席した、帰還困難区域に自宅がある新潟市の専門学生田辺美保さん(20)は「みんな変わっていなくてうれしい。自分のスキルを上げて地元に役立てる人になりたい」と誓った。
 富岡町では町文化交流センター学びの森で7年ぶりの開催。対象者182人のうち98人が出席した。町によると、震災後に行われてきた避難先の郡山市に比べ出席率は1~2割ほど低め。近くに着付けできる美容室がないことなどが影響して女性参加者が少なかったと分析している。帰還困難区域に自宅がある千葉県東金市の大学生石井悠斗さん(20)は「ふる里に戻るか分からないが、将来に向けてがんばっていきたい」と決意を述べた。
 いわき市は市内13会場で行われ、対象者3、566人のうち2805人が出席。出席率は昨年より0・74ポイント多い78・88%だった。遠野地区では対象者47人のうち45人が出席し、出席率は市内で最も高い95・74%だった。新成人代表の吉成純平さん(20)が「支えてくださった方々と力を合わせ、ふる里であるいわき・遠野の復興と発展のために精いっぱいがんばっていく」と誓いの言葉を述べた。

編集者: まのめ  日付:18年1月30日

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