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昨年の救急出動が最多 暑い夏で熱中症も急増


適正な利用が求められる救急車

 2018年中のいわき市の救急出動件数は1万4132件(前年比571件・4・2%増)で、1967年の救急業務開始以来、最多となった。厳しい暑さとなった7、8月には熱中症の搬送人員も急増。統計を取り始めた2008年以来、最多の297人(同140人・89・2%増)となり、いわき市内で初の死者1人も発生した。市消防本部が8日、発表した。
 同本部警防課によると、救急出動件数の増加は暑さに起因した傷病による出動要請が一因。震災前の2010年、1万2142件だった出動件数は11年から17年まで増減を繰り返し1万3千件台で推移していた。
 救急搬送において、消防本部に救急要請があった「覚知」から医療機関に収容するまでの平均所要時間は18年、51分18秒で10年の41分38秒から9分以上延伸。増加傾向にある高齢患者への聞き取りに時間を要するなど、さまざまな要因が考えられるとしている。
 市医療センターでは1日から、救急ワークステーションの運用が始まり、救急搬送の所要時間短縮が期待されている。医師の同行要請がある重症事案が起きた場合、これまでは救急車が病院に寄ってから現場に向かっていたが、医師が同ステーションに常駐する月・水・金曜日の運用時間内は医師と救急隊員が直接、現場に出動できるため、時間短縮のほか、早期に高度な救急処置が行えることから、救命率の向上が見込まれるという。
 救急搬送人員のうち、傷病程度がもっとも多いのは軽傷で全体の43・4%。同本部は適正利用を呼び掛けるとともに、救急車を呼ぶべきか迷った時は「救急要請してほしい」とPRしている。

編集者: まのめ  日付:19年2月28日

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