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双葉町でじゃんがら奉納 津波被災の中野八幡神社


双葉町の中野八幡神社でじゃんがら念仏踊りを奉納する双葉町民

 東京電力福島第1原発事故で全町避難が続く双葉町で9日、伝統芸能じゃんがら念仏踊りが奉納され、東日本大震災の犠牲者を慰霊した。同原発の排気筒が見え、津波被害を受けた住宅や車がそのまま残る町内に太鼓と鉦の音が響き渡った。
 避難指示解除準備区域に指定されている中野地区の中野八幡神社に、同町の山田芸能保存会の5人が避難先の埼玉県加須市やいわき市から集結。浴衣姿で海に向かって花を手向けた後、黙とうし、じゃんがらを披露した。
 会長の鈴木慶一さん(54)は「震災で亡くなった方の慰霊と、町の復興を願って踊った。毎年、ここへ来ると復興が進んでいることを実感する。いつの日か町に戻りたい」と話した。
 町によると、じゃんがら念仏踊りはいわきから伝わった北限とされ、早いテンポが特徴。原発事故の影響で、じゃんがら存続の危機にあったが昨年から町の中学生が保存会からじゃんがらの指導を受けるなどして伝統芸能の継承へ向けた取り組みも行われている。
 震災による町民の犠牲者は直接死が行方不明者(死亡認定済み)4人を含む21人。関連死が152人で計173人という。

編集者: まのめ  日付:19年4月1日

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