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お花見バスで桜並木観賞 夜の森の帰還困難区域


見ごろを迎えた夜の森地区の桜並木を車窓から観賞するために運行したお花見バス

 東京電力福島第1原発事故で帰還困難区域となっている富岡町夜の森地区の桜並木をバスの車窓から観賞してもらおうと町は6日、お花見バスを運行した。避難中の町民ら約900人が参加し、見ごろを迎えた桜のトンネルを9年ぶりに楽しんだ。
 桜並木の全長は約2・2㌔。2017年春に避難指示が解除された300㍍の区間を除き、普段は立ち入りができない。バスの運行は、環境省の先行除染で通りの空間放射線量が毎時0・2から0・5マイクロシーベルトまで下がったことから、町主催の桜まつり初日に合わせて初めて企画した。
 町によると桜は8分咲き。15歳以下や妊婦、授乳中の人は参加できなかったが、避難先から参加した町民らが続々とバスに乗車。いつもはバリケードで分断された同区域内へと進み、ゆっくりと約15分かけて2㌔ほどのコースを巡った。
 いわき市四倉町に避難している富岡町の主婦永野智子さん(76)は9年ぶりの桜並木に「桜の木も少し年を取ったみたいでトンネルを形作る花々に勢いがなかったように見えたけれど、とてもきれいだった。毎年、ござを敷いて花見に来ていた震災前が懐かしい」と話した。

編集者: まのめ  日付:19年4月26日

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